日々の音色風ムービー制作②
日々の音色風ムービー制作記②
脚本作成>アポ取り>撮影
脚本を書き、何分の映像でどのシーンをどの程度再現するのか決めましょう。
7×7を再現するのであれば49人が必要ですので、撮影もかなり大変になります。新郎新婦の友人・家族に直接電話してアポを取りましょう。
背景がセルごとに変わるほうがクオリティが高くなるので、一番良いのは自宅にお邪魔して撮影することなのですが、僕は初対面の人がほとんどだったので無理でした。
結果、待ち合わせ場所の近くのカフェなどで撮りました。待ち合わせ30分前に行って場所を確保しましょう・・・
注意することは、なるべく明るい場所で撮った方がいいです。
暗い場所で撮った映像を明るくしても違和感がでてしまいます。また、日光が当たりすぎる明るい場所も色が飛ぶので避けたほうが無難です。
シーンごとにチャプター分け ※( )内はセル数
ch1. 白と黒で「GIFT」の文字を表現→1文字ずつ(5×5)
ch2. 4人で顔を作る→カメラ(2×2)
ch3. 3人が回る→瞬間移動→戻る(3×3)
ch4. ハート文字→大ハート→各色で虹(7×7)
ch5. マスゲーム(7×7)
ch6. 25人で顔を作る→涙→合わせ絵(5×5)
ch7. メッセージ→ひっくり返す→名前(7×7)
ch8. その他ワンカット
ファイル管理について
フォルダをシーンごとにわけて管理しましょう。
それぞれのセル数(3×3,5×5,7×7)の数だけフォルダを作ります。
フォルダ名は縦がアルファベット(A~G)で、横が数字の組み合わせにします。(画像参照)
撮影が終了したら、この中にデータを入れます。
エクスプローラの画面サイズを変えれば、管理がわかりやすくなります。
フォルダが空の場合まだ未撮影、中にデータがある場合は撮影済みとわかります。
PowerDirector11の編集時の注意事項
グリッドの合わせ方。プレビュー画面を右クリック→グリッド線→数を選ぶ
これでグリッド線が表示されます。とりあえずTVセーフ画面は無視で、サイズを合わせて作っていきます。
動画と音声のリンクを解除しましょう。撮影時の音声はいりません。
トラックを最大49(7×7)まで増やすことになります。あまり多すぎると重くなるので、ロックを上手く使いながら編集します。
重すぎてどうしようもない場合は、一旦wmvなどに書き出して1枚ものにします。
基本的な手順
全てのチャプターに共通する手順としては、まず自分で脚本をしっかりと考えて作ってから、
①脚本に合わせてマーカーを付ける。
②「露出」「光度」で明るさを調整・「彩度」で色合いを調整します
③撮ったデータの一つ一つの動作を全て分割する
④マーカーに速度を合わせる
これを各チャプターごとに、セル数の分だけ繰り返します。
速度に関しては、パワーツール>動画速度の調整 で0.10~1000倍まで調整可能です。
1秒の映像でも10秒ぐらいまでにはできるというイメージです。
10倍を越えると早すぎて何をやっているかが見えないので、早くしすぎないように確認しながら作ります。
つまり、約10倍以内の誤差であれば、撮影データの速度を編集でなんとかできるというイメージです。(超重要)
忙しい中、予定を合わせてもらって撮影するだけでも大変なので、撮影時に完璧にタイミングを合わせるのは無理です。
つまり、編集の腕でなんとかするしかないということです。
ソフトで何ができて何ができないかをきちんと把握しておくと、撮影時に正確な判断が出来ると思います。
最後の方はこういう感じになります。
トラックが多すぎるとプレビューがまともに動かないので、0.1秒ごとに1コマずつ確認するという作業も必要でした。
各チャプターごとの注意点
2014年11月加筆予定
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公開日:
最終更新日:2014/11/04